ナイトトレック装備を考える – 軽アイゼン

ここでは冬季低山のナイトトレックの基本装備を考える。
日中のトレッキングと違いナイトトレックでは、路面のコンディションを読み難い。
夜間気温が低下することで昼間問題がなかった場所でも地面が凍結したりと危険度が増すだけでなく、そういった情報を行き交う登山者と共有することもできない。
最低気温が氷点下になる場合、路面の状態が読めない以上軽アイゼン、または最低でもチェーンスパイクの持参は検討したい。

「軽アイゼン」 とは

アイゼンとは、凍った雪や氷の上を歩く為のスパイク状の登山道具で登山靴に固定して使用する。
用途に応じて形状・爪の本数・素材など幾つかの種類が存在するが、
比較的簡易的な作りで、爪の本数が少ないものを「軽アイゼン」(または簡易アイゼン)と呼ぶ。

より簡易的な「チェーンスパイク」

軽アイゼンは登山道の凍った雪上や氷上を歩くために必須の装備だが、爪が長く平地での取り回しは悪い。
勾配の緩い斜面や、雪上以外での歩きやすさを考えるとチェーンスパイクという選択肢も捨てがたい。
ただしアイゼンがなければアプローチできないようなトレッキングには役不足かもしれないので、慎重にセレクトしたいところ。

オススメ3選

初めて持つ軽アイゼンとして、お手頃で携行しやすい商品はこちら。

BRS アイゼン 25㎜ BRS-S1B
BRS製のアイゼン。爪長25mmと40mmのレパートリーがあり安価で取扱易いのも魅力です。靴長が30cmのシューズまで対応しておりしており、スノーガードがついているのも嬉しいところ。アイスクライミングはできないが、悪路を走破するには充分でしょう。
ベルモント(Belmont) 軽アイゼン7
ナイロン製のバンドを採用しており、タイトにホールドすることもできる。ハイカットのシューズであればメーカーやサイズを選ばず対応する。最初の1つとしてオススメ。
エバニュー 4本爪アイゼン
EVERNEWの4本爪アイゼン、シンプルで装着が簡単。ゴムが低温で硬化しやすく、雪もダマになりやすい為、使用シーンは選ぶが 250gで比較的コンパクトに収納できることもあり、ザックに忍ばせておくと良いだろう。